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鍼灸治療で精神的な疾患に取り組む

腰痛や肩こりに鍼灸治療が有効なのは、なんとなくイメージとしてもわかりやすいかもしれません。筋肉や神経の痛みを直接刺激することによって和らげることができるのです。しかし、鍼灸治療は目に見えにくい精神的な疾患にも有効だとされています。精神的な疾患は医学的にも解明されつつありますが、脳のある部分の働きを抑えたりすることで症状が改善されます。そのため今度は、投薬治療の難しさが焦点になってきています。脳の過剰な働きを抑える薬は、幻覚や妄想などつらい症状に効果がありますが、その分ぼーっとしたりと副作用も大きいです。若い女性にとっては便秘になったりむくんだりという副作用もつらく、治療を挫折しがちでもあります。そこで鍼灸治療を組み合わせ、薬の量や種類を少しでも減らせるようにという取り組みをしている鍼灸治療院もあります。脳の中枢神経を刺激してバランスを取り戻させ、投薬治療がメインの西洋医学とうまく組み合わせていく手法です。

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